「みなみえる」とは
マラソン、トレイルランニング、トライアスロン、自転車ロードレースなど、 長い距離・時間で行われるスポーツでは、選手の状態を把握することが難しくなります。
応援する家族・仲間の悩み:
- 今どこを走っているのだろう?
- いつゴールするのだろう?
- 関門の制限時間に間にあるのかな?
大会運営者の悩み:
- 選手は安全に競技を行えているのか?
- コースを間違えたりしてないだろうか?
- 関門を何人の選手が通過したのか?
- リタイアした選手は?
離れたコース上の、直接見えないところで起きているコトをIoT技術によって見える化し、 これらの課題を解決するのが、「みなみえる」システムです。
「みなみえる」を導入することで、次のような改善が図れます。
応援する家族・仲間:
- 開催場所から離れていても、選手を応援できる
- XXさんは順調に走っているな、このままがんばれ!
- 次の応援場所には、XX時XX分ごろ到着しそうだから、それまでカフェに行ってこよう
- ゴールするところを応援するには、あとNN分で到着すればいいんだな
大会運営者:
- ペースの落ちている要注意選手が自動的に抽出され、選手のフォローが容易になる
- ボランティアスタッフも、大会の進捗を把握できる
- 関門の通過チェックが自動化でき、運営人員を削減し、選手のフォローに注力できる
- リタイアした選手のフォローアップを、複数スタッフが情報共有しながら行える
- 大会本部で全選手・ボランティアスタッフの動向を把握し、適切な指示を行える
- コース上での業務に不慣れなボランティアスタッフでも、適切な指示がもらえ、安心して運営に当たれる
様々な場面でシステムを活用して運営を安心・安全に運営し、 応援者もボランティアスタッフも一体となって大会を盛り上げることができるようになります。
「みなみえる」仕組み
選手は、定期的に電波を発信するタグ(ビーコンタグ)を、ゼッケン裏やポケットなどに所持します。 コース上には電波を受信する受信機を設置し、選手からの電波を受信すると、インターネット上のサーバにその情報を通知します。
大会スタッフは「みなみえるアプリ」をスマートフォンにインストールすると、スタッフの位置情報が定期的にサーバに送信されます。
サーバでは、受信機の位置と選手の情報をデータベースに格納し、データ処理を行い、選手やスタッフの状態を推定します。
大会運営者や応援者は、スマートフォンなどでサーバにアクセスし、リアルタイム情報を取得できます。